先日ICOに参加したBANKERAの配当を受けたので、そのレポです。
BANKERAについてはこちらの記事にざっとまとめています。
ICOへの参加タイミングから私は今回が初の配当となったわけですが、
プロジェクト自体で言えば第22週の配当になっています(1/31付)。
あなたはいくらのレベニューを受け取りました、
というのがメールでちゃんと来るんですね。
配当のされ方としては、BANKERAの先行プロダクトとして稼働している、
暗号通貨の販売所/両替所Spectrocoinの前週の取引利益の内の20%がICO参加者、
つまりはBANKERAのネイティブトークンである
BNKトークンの所有者にレベニューシェアとして配当されます。
個々の配当額はBNKトークンの保有量に応じて按分。
まだBANKERAの銀行サービスはリリース前のため
Spectrocoinの取引ベースでの配当となっていますが、
将来的には銀行としてのBANKERAの取引利益も加わった内の
20%がトークンホルダーに配当される様になる予定です。
さて、今回のメール内容を要約すると、以下になります。
前週のSpectrocoinの取引利益が
178,779.89EUR=約2,400万円。
この内の20%が配当されるので、
配当額が35,755.98EUR=約480万円。
これは1BNK=0.020EUR換算で考えれば、
年利1.45%に相当する配当である、とのこと。
(2/6時点では1BNK=0.021EURでICOセール中ですね。)
さて、480万円の内の今回の私の配当額はというと、
0.0703554045188805000000EUR。
1EUR=135円換算で、約10円です。笑
約3万円分買って、週の配当が10円ということは、
仮に同額が毎週配当されるとすれば、
年間50週で500円、年利1.66%です。
もちろんトークン所有者は増えていくし、
それに応じて取引利益が増えていくか次第ではあるので、
この単純計算にはあまり意味はありませんね。
もう少し数字遊びをしてみれば、
3万円分のトークンを取得して
配当480万円の内の10円を受け取ったということは、
3万円×480万/10=144億円、という結果になり、
当然、BANKERAのICO調達額に近しい数字となるんですね。
これまでは銀行で利息でお金がいくら増えていて、
というのが全く気になっていないのが当たり前だったわけですが、
こうやって毎週、一定の計算式に基づいて数字として配当が現れるというのは
その全く逆で、未来感があって面白いですね。
BANKERAに少し不満があるとすれば、
リタゲ広告がしつこい、というところでしょうか。
多くのICOプロジェクトがそうなのですが、
やはり資金調達しているのに広告打つ、というのはどうしても抵抗感あります。
資金調達という見方ではなく、トークン販売、もはや物販と割り切ってしまえばまぁ、
良いのかもしれないのですが、ICOの9割方が詐欺案件であり、
つい先日にはFacebookも広告取扱を禁じるという発表もあったわけで、
Google広告等も追随を検討しているんじゃないかとは思いますけどね。
そんなこんなで、BANKERAについてまた新たな動きや雑感があれば、記事にしてまいります。