職住近接をハックする

職住近接ハック

とにもかくにも職住近接ということで、基本的には会社の徒歩圏内に住居を構えてきています。よって社会人になってから約10年、電車通勤をしていません。

職住近接の効用はノンスイッチ

通勤の時間が浮くとか人混みで疲れないとかそういった効用もありつつも、ふらっと職場にいける環境ということで土日のすきま時間にオフィスに来れる、というのが一番大きかった様に思います。

仕事とプライベートのオン・オフを分けづらそうとも言われますが、オン・オフのスイッチを入れ直すのにもエネルギーが必要だったりするものだと思うので、そういう意味ではラクで性に合っていました。

家に仕事を持ち帰っても良いんですけど、昔から家だと勉強も手につかず、集中できないんですよね。
持ち帰ったとしても、風呂上がりに軽く片付けられるぐらいのボリュームですね。

住居の話で言えば、30歳前後になると、家を買う買わないみたいな話が周囲からちらほら出てきます。
35年ローン組めば、完済まで期間めいっぱいで65歳とか66歳になる、そんな逆算が頭をよぎる年頃です。

生涯賃貸と夢のマイホームの二択なのか

私も元々は生涯賃貸かなぁと考えていて、賃貸の方があらゆる状況変化に合わせて時間を有意義に使える様に最適化しやすくて良い、とずっと考えていたのですが、昨年に中古マンションを購入、リフォームして住んでいます。目黒駅から7分、会社から徒歩15分圏内で、ローンを35年でガッツリ、です。

会社で購入物件も住宅補助の対象になったことをきっかけに、このまま賃貸でいくのか考え直し、生涯賃貸か夢のマイホーム(?)かの2択ではなく、10年は住めそうな広さで地価が下がるリスクの低めな場所に住居を購入して、10年後にはその住まいを売る、もしくは人に貸しながらローンを相殺し、賃貸に住み変える、という道筋が面白そうに思えたので、現在の選択をしています。

もちろん、10年後に働けなくなっていたり地価が下がりまくる可能性はゼロではないので、一定のリスクをとっているとも言えますが、職住近接をハックする様な選択が出来たことにはワクワクしています。

本筋から逸れますが、この不確実性が叫ばれる時代の中でも、サラリーマンの信用力はまだまだやたらと高いですね。ローンを組んで改めて実感です。そして一定以上の広さの条件を満たして1年目にちゃんと確定申告しておけば、住宅ローン控除もそこそこ還ってきます。

そう遠くない内にサラリーマンという傘からはみ出しそうになってきてもいたので、この信用力に乗っかれる内に乗っかるか、というのも購入を後押しされた理由の一つではありました。

住宅ローン然り、レガシィな仕組みの多くはよくネット上を中心にオワコンだと評されがちではありますが、本質的に活かせる部分と時代に合わなくなってきている部分とを見極めながら、議論のし尽くされている二元論に囚われない選択肢を見出すというのは、今の時代有効に働くことも少なくない様に思います。

カッコつければオルタナティブ、難しく言えば脱構築ってヤツですね。

もっとも今回の話で言えば、自身でのそれなりのリサーチと、実際に同様の選択肢をとっている先人の話を聞くこと無しには到底取り得なかった選択ではあるので、私もそういった部分で身近な人に力添えできればと思っています。

検討にあたっては、この手の本もさくっと読みました。

よく分からん自由そうなヤツにも使い途はあるということで、宜しければどうぞ使ってやってくださいませ。

本日の現場からは以上です!

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1986s/目黒10年在住/BrandManager/レベシェア型投資/WEBデザイン/ライティング/起業家の触媒/就活支援/事業立上げ屋/何でも屋